見え方が

2025年07月01日 01:14



見え方
というのは人それぞれにちがっています。

同じもの。そこにある。隣の人もそこの人もあそこの人も視力とか影の具合とか角度とかあるかもしれないけれど、同じものみてるのだから、概ね同じ見え方だろう。
それはたしかに大体は同じかもしれないし、物質名などの認識は同じものかもしれない。
けれども、見え方という観点ではやはり違ってくるものであります。

人は、目に写ったものでもそれを認識するのは脳みそに関連するところもあるわけで。
写っていようが、見えていないこともあるのです。

たとえば、なんかしらの仕事。
それに慣れている人と新人さんとでは見え方はまるで違うという可能性が高いかと。

新人さんからみれば、りっぱにできたものであっても、熟練さんからみれば、そこやここが欠けているなどというものが目につくようになる。
見えている範囲、認識しているところが違うのであります。

仕事等、熟練していくものであれば、どこが重要で、どこがそうでもないところか分かってくるものですが、そういった前提を身に着けた人から見る仕事場面の景色は、見るときのフォーカスポイント、そのエネルギーの割り振り具合が洗練されている。特に見なくてもいいと思ってきたところは見えにくくなる。

人は意識のフォーカスの具合が基本的にはある程度の限定がされており、全部を見ようとするのは、視野的にという問題だけに限らず難しいという場合もしばしば。


そういったふうなことがあるのです。


先程述べました熟練さんの見え方に比べ、新人さんは、観念としての蓄積が少ない状態ですから、熟練さんから比べると全体的にフォーカスが分配されたり、その個人ごとの普段からの見る癖が反映されての見え方をしたり、そこに緊張具合もはいったり。
そして、注意されたことがあれば、そこに全振りの勢いを生じることもあり、フォーカスエネルギーの分配バランスが不安定ともなりやすく、その仕事特性に合ったものではないことになることも。

逆に、熟練さんが、そこは見る必要がないという固定観念的に見えにくくしているところは、新人さんの方が素直に見えることもありますので、そこに偶然、重要な起点が生じたのを新人さんの方が先に気づくこともあったりなかったり。
そういったところは、熟練さんが新人さんから学ぶこともあるというのにもつながってくるのかもしれません。

例にあげたのは、経験による見え方の話でしたが、
その前にそもそも個々の性質があります。
生まれ持ったものともいえるかもしれないし、得意不得意という観点でも関係してくるといえるかもしれないところ。

そもそもつけてるレンズが違うようなイメージです。
この世における生活で、人それぞれが、それぞれのレンズを通してこの世を見ているとすれば、そのレンズが色々だという感じなのです。

そういった先天的傾向のある要素、後天的、経験的な傾向のある要素、そういったものが組み合わさり見え方ができており、見え方はある意味で言えば、その人をつくりうる。その人がそういう人である、そういう人格であるというところにも関係する場合があると考えることもできるかもしれない。

まあ、
要は
見え方が人それぞれ
というシンプルなことなのだけれども。

そういうことなので、自分からの見え方は、話し相手コミュニケーション相手と比べれば、おもっている以上に違う見え方をしているかもしれない。
そんなふうなことがあると理解しておくのは、人間関係を気楽にしてくれるヒントになるかもしれません。

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