使い方・適材適所な話

2021年09月26日 19:04

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
群馬県前橋市の整体院 整体Lemon代表セラピストのかわいです。


今回は使い方とか適材適所な話です。

たとえば道具。それぞれの道具には役割があり、それらが活躍する場もそれぞれです。
適材適所があります。

医学でいうと、大きく西洋医学と東洋医学という分かれ方をしています。

自分の保持資格は理学療法士ですが、なるまでに西洋医学中心の勉強内容となってました。
一方、東洋医学は鍼灸などがイメージしやすいかと思います。

それで、どちらかというと東洋医学の方が代替医療と呼ばれかたをして、西洋が主流になってるようです。

道具と同じく西洋と東洋でそれぞれに強みが異なります。
簡易的に区別するのであれば、
西洋医学は急性的、救急な時に活躍します。
東洋医学は慢性的な状態に対して活躍します。

西洋医学だけで、慢性的な状態の根本原因を探ったり、予防・未病対応したりは難しいことです。
一方、救急な時に東洋医学は無効だと思います。

このように、本来どちらも良いものであり、それぞれに適材適所があり、上手く使いわけることが大事です。

現代の日本の医療では、西洋主流であることもあり、慢性的な状態にも西洋医学を駆使して対応する場面が多くみられる印象があります。
また、専門家がお互いに対立してしまうこともみられます。

自分も最初は理学療法士になる過程で触れてきた範囲内でしか見れず、「整体やらツボやらはエビデンスというやつがない、慢性な肩こり腰痛とかでも絶対に整形外科に行った方がいい」という派?でした。
そして、それはもう最近でいう自粛警察みたいな勢いで極端な考えを持つ人間でありました笑。(多分、色々を知る機会がなかったら自粛警察の優等生になれた逸材と自分で思っています。)

多くの人は、資格取得までに得た知識や視野のままで偏って考えを強化してしまうのかもしれません。

ですが、最初に述べたようにそれぞれの道具には役割があり、それらが活躍する場もそれぞれです。適材適所があります。

現在の医療でみられるのは、まるで野球でヒットやホームランを打ちたいのに、卓球や羽根つきのラケットで挑んでいるかのようです。

この状況に医療という産業?商売?が乗っかり、様々な新商品が出てきます。

野球の例えで続けるなら、
ただのラケットで上手くいかないからと、鋼鉄素材のラケットのような新商品が出てくる感じでしょうか。
バットを使うことに気づかず、あるいは知らずにそのまま続けていたら、怪我をしてしまいそうなものです。

医療もこれでダメなら新しいものを…ではなく、
根本的なところ、根っこの部分はどうか。そもそも使う道具が、使う場所がズレているということに気づかず知らずにいれば…、あまり好ましくない結果が訪れるかもしれません。

ついでにいうなら、最近流行りの感染症対策というものも、同じくそもそも何かが違っていないかどうか、気づけるか、知ろうとするか、で状況がかなり変わってくるのではないでしょうか。
何だか今の状況は、大学生のグループワークで論点がズレたまま、自分達でひたすら悩んで時間だけが過ぎてるみたいなイメージを持ちます。

後日、詳しい人に聞いてみたらあっさり解決、「なーんだ。これじゃなくて、それ使えばいいだけの話だったんか笑。そもそもそこだったんね笑。」という経験がある人もいらっしゃいませんでしょうか。
今の状況にこう思わずにはいられません笑。

ということで、
・道具をはじめ、何事も適材適所がある。
・気づく。
・知る。
・視野を広げる。
・範囲外の意見も受け入れてみる。
・やってみる。
など大事かなと感じています。

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