防御態勢の連続は疲れます。
防御態勢っていうのは、文字通りに身を守ろうとしている状態。心身は一体なのでそれは心を守ろうとするという面もある。
人体には、そういった防御をとるべきと判断された状況においてそのような防御態勢をとりはじめる反応があります。
緊張状態になるという感じ。
運転中に急に何か飛び出してきたら、ぐっと勝手に体が反応しますが、これも似たような危機回避能力です。
心理的にも不安ごとがあればついつい緊張してしまうということはあるかもしれません。
そして、この緊張が連続で続くと人体は疲れます。
この防御態勢、危機回避態勢、緊張状態でいるには、エネルギーを使うことになります。
それらにエネルギーを注いでいるぶん、人体に備わる自己治癒力が発揮されにくくなるのです。
代謝や回復が働きにくくなる。
生存本能みたいな視点でいえば、生きのびることを優先するために、まず直面してる危機を回避するために代謝回復よりも優先されるようになっているようです。
ですので、こういった緊張状態が連続することは心身の負荷を回復を待たずにどんどん蓄積してしまうような形となってしまいます。
そんななか、緊張状態を継続するような悪循環にハマってしまう人もいるわけで、それは自律神経の乱れとも捉えられることもあります。
自律神経の乱れとはいっても、そのもととなる何かがあるかもしれず、緊張を続けてしまう考え方や生活環境、その他生き方が背景にはある可能性も考えます。
緊張状態が続き、負荷を蓄積したり、何か引き金となることがあったりすると、その先では何かしらの症状が出現することもあります。
この症状の出方も色々あるのですが、現代ではその症状にばかり着目しがちです。
背景には、防御態勢、緊張状態を続けてしまうような要因があるのに症状をおさえただけとなれば、要因はそのままですのでまた繰り返したら何かしら違う形で現れたりもすることは考えられます。
繰り返す症状やなかなか改善しない症状、などの状況にある場合、背景には今回お話したような防御や緊張の連続が関わっていることもあるかもしれないのです。
********************
楽々すぺーす 整体 Lemon
群馬県の前橋市にある整体院
HP:https://www.rs-lemon.com
Instagram:https://www.instagram.com/lemon.pt
Twitter:https://twitter.com/Lemon94311372
Ameba Blog:https://ameblo.jp/r-s-lemon