こんにちは。かわいです。
バランス能力が人にはあります。
よろけても姿勢を修正するような動きをしたりします。
理学療法士としての勉強をしていて実習生のときなどでも、バランス能力は着眼点でありました。
外から刺激を与えてそれに対してのバランス能力、姿勢の反応はいかがか?
というバランステストみたいなことも理学療法評価では定番なやつかもしれません。
このバランス能力。
平均台やら片足立ちやら
そういった身体能力的なバランス
それに加えて、体内でもバランスをとることを人はやっております💡
当店では、よく言っていたり、書いていたりする治癒力というのも、ある観点ではバランス能力であるともみることができます。
例えば、生活習慣や食生活などにより、からだのバランスが崩れてしまいかけるとき、
人体ではバランスをとるために修正をかけようということをします。
治癒しようとする≒バランスをとろうとする
みたいな感じにもみれます。
そのバランスをとろうとする過程で、症状というものは生じることがあるのですね。
天秤が大きく傾いたところに、逆側へ症状というおもりをど~んと置くことでバランスをとる。釣り合わせようとする。みたいなイメージをしてみてもいいかもしれません。
そのイメージの限りではないこともあるのですが、
シンプルにいえば、そんなバランス能力も持ち合わせているわけでございまふ。
体内といいましたが、
そういった栄養や内臓や循環やというのと、
実際には精神というようなところも含んでいます。
まぁ、心身一如。
と、
いわれているように、体と心はリンクしているのだから当然ということにはなるのですが。
心理、精神のバランスが崩れようというときにも、なにかしらの手段でバランスを修正しようとします。
精神にひどいトラウマとなりうことが起こり、それを覆い隠す、無理矢理忘れようかという勢いで、身体に痛みなどの症状が出現することもあります。
これは、精神に関わる問題を身体のことで釣り合いをとらせようとする反応とみることもできるというわけでます。
この場合、天秤を左右で精神側と身体側でイメージして考えてみるとちょっとわかりやすい気がします。
精神側に大きなおもり、そこを身体側の症状というおもりで釣り合わせている状態。
そんなとき、
この症状を解決したいということになれば、
精神側のおもりを取り除いてあげればよいということになります。
そのおもりは、人によって、様々です。トラウマやストレスと呼ばれるものや環境、蓄積、何か向き合うことへの気付きの促し?
色々となります。
それらおもりが解消されれば、身体側も症状で釣り合わせようとする必要はなくなり、結果的にいつの間にやら身体症状も解消されている。ということがあるわけです。
心理、精神面の解消によって、身体症状がスッキリしてしまうことを不思議に思う方もおられるかと思いますが、こんなようなイメージのことが起きているということですね💡
身体的にいろんな働きかけをしても症状がとれない、長引く肩こりやら腰痛などに悩んでいる。
そんなときは、もしかするとこの精神側のおもりがそのままになっているから、そのバランスをとるために症状が出続けている。ということもあるかもしれませんね。