首こりや首に関連するような症状についてです。
首こりの定義はよくわかりませんが、
首が痛いとか重だるいとかそんなようなことなど。
それでは、いろんな見方をしていってみましょう。
まずは背骨。
首に症状が出ているとなると、連なる背骨のうち、首の頸椎以外のところにもなにかがある可能性を考えます。
見てのとおりに背骨はおしりから首までつながっておるので、当然お互い様で影響し合うわけですね💡
ですので、この視点からみていくと、胸椎や腰椎はどのようになっているのか?となります。
胸椎や腰椎の動き具合やかたさはどうか?
もし、腰椎に動きにくさがあった場合、これを背骨は全体で分散しようとします。
かばう。というイメージですね。
腰の辺りをかばって首が頑張ったりすれば、結果として首辺りに症状が出ることがあります。
そういうようなことがあるので、背骨の可動性などを確認してみたり、それに応じて各脊椎に施術を行ったり、整えたりも手段のひとつとして行われます。
それでは、次の見方。
内臓。
首といってもまわりには胸郭、肋骨、肩とか頭蓋骨など。近くにありますし、遠くの足も関連しなくはないのですが。
そんななか内臓。
内臓が疲れるとシンプルに考えると重くなる。
それら内臓が周囲の組織を普段以上に引っ張ることで関節や骨の構造に負荷がかかります。
その負荷による変化がわずかであっても、それを全体でバランスをとろうとしますので、その結果として頸椎や首というところにも負荷がかかって症状が出ることもあります。
なんだか背骨のときと似てますね。
そうです。背景の仕組みはシンプルで、全体でつながっているから、どこからの影響でも受けることはあるということになるのですね(^_^;)
首から逆に影響を与えることもあって心身は全体でお互い様な感じになっています。
そういう全体でつながりをもつという仕組みがありますので、その流れのなかで、どこが特にそのきっかけとなっていそうかの当たりを問診や触診、生活の変化、などでみていくことになります。
あとは、症状の出方や部位によって、傾向やより深い意味を探る手がかりともなります。
首の症状というのは、さきほどあげたような背骨などが関連することは想像しやすいので、その傾向をみることがまずできます。
他にも、首といえば。
例えば首がまわらない。ということわざ?があります。
これは、金銭面に関係するものですが、痛みでそれに加えて首が回らないということが起きていれば、何か金銭や経済的なところの面で、抱えていることや消化不良となっていることなどがある可能性を考えます。
それ以外にも、首をすくめる。
これは、恐怖や驚きに使われる表現ですね。
ということは、恐怖や驚きが関連する出来事、それに通ずるなにかが原因となっているかもしれません。
そんな感じで意味をも考えていくと、より根本的な症状の解消がしやすくなるようです。
このような原因が症状やその出方などを方向づけているとみることもでき、
そういうことであれば、それを逆にたどっていくことで原因やその症状が意味することもみえてくるということです。