心身一如という言葉があります。
こころとからだは一心同体みたいなことです。
お互いに影響しあい、つられあい、というようなことが起こるようになっています。
人というのは、そのどちらか一方だけでなく、どちらがというわけでもなく、両者が一心同体なわけですね。
心があがれば、体もそれに伴ってあがる。さがれば伴ってさがる。
逆に、体があがれば、心もそれに伴ってあがる。同じくさがればさがる。
こんなようにお互いにつられあうようなことが起こります。
おそらく実際に体感してなんとなくわかるかなという人もいらっしゃるのではないでしょうか？
例えば、授業や仕事などでは。
まだ何分もある。という心持ちになった途端に、眠気やら疲れやすさやら。
逆に、あと残り数分で終わる帰れる。というときには心持ちも軽くなり、なぜか体も元気になってきたような。
体力だけでみてみれば、終わりに近づくにつれて減ってきて、より疲れやすいのでは？となりますが、なぜだか元気になってくることがありますね(笑)
これらは体が心につられているわけです。
こんなふうになっています。
そういう仕組みが心と身にはあり、心身一如と呼ばれているのですね〜。
この仕組みは、上手く使いこなすことで、上手な人体の使い方。自分の使い方に活かすことが可能です。
施術でもこの仕組みによる動きが感じられることもあります。
心が緩めば体も緩む。こわばればこわばる。
と、いうこともあるので、
こわばってしまった心。
それを、体を緩めることで、心に働きかけることもできると考えられます。体がゆるむとなんだか心理的にも軽くなるという場合もありえます。
となると、体に負荷をかけ過ぎるような食生活の乱れは、心理にも影響すると考えることができますね。
こういうことからも食べ方がメンタルに関わっているとわかります。
そんなこともあり。
この心と身体の関係性は把握しておけると便利かもしれません。